恵庭市に「コメリパワー」と「ヤマダデンキ」がセットで姿を現す

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 恵庭市柏陽町3丁目266-1の国道36号沿いに、大型ホームセンター「コメリパワー恵庭店」と家電量販店「ヤマダデンキテックランドNew恵庭店」(仮称)が、姿を見せている。2店舗とも2025年3月頃に、オープンする見通し。(写真は、建設が進んでいる「コメリパワー恵庭店」)

 出店場所は、「ケーズデンキ恵庭店」や「DCM恵庭店」、「ダイイチ恵み野店」などが商業集積する「フレスポ恵み野」の斜め向かい側に当たる。敷地面積約1万1290坪(3万7257㎡)を利用して、「コメリパワー恵庭店」と「ヤマダデンキテックランドNew恵庭店」が、並んで建設されている。コメリ棟は、鉄骨造平屋建て、建築面積約3039坪(1万30㎡)、店舗面積約2844坪(9387㎡)で、ヤマダデンキ棟は、鉄骨造平屋建て、建築面積約1382坪(4561㎡)、店舗面積約1021坪(3371㎡)。2棟ともに賃借ではなく、コメリ(本社・新潟市南区)とヤマダデンキ(同・群馬県高崎市)の自前店舗になる。

 道内の「コメリパワー」は、2014年12月にオープンした「苫小牧東店」(苫小牧市)が1号店で、以降、店舗を増やしてきた。今回の「恵庭店は」、2022年3月にオープンした「函館桔梗店」(函館市)以来、3年ぶりの新規店舗で、12店舗目となる。ヤマダデンキの道内店舗数は、今回の新店舗で38店舗になる。

 ホームセンターと家電量販店のセット出店は、「DCM」と「ケーズデンキ」の組み合わせが、「フレスポ恵み野」と千歳市北信濃の「ランドブレイン千歳モール」にある。「コメリ」と「ヤマダデンキ」の組み合わせは、札幌市西区発寒にあって、今回は、2例目となりそう。「フレスポ恵み野」の眼前へのセット出店で、「DCM-ケーズデンキ」に揺さぶりをかけることになりそう。

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