「西友旭ヶ丘店」が「イオン札幌旭ヶ丘店」(札幌市中央区南8条西25丁目2-1)になって、2024年12月7日にオープンした。西友閉店から2ヵ月、装いも一新して、待ち望んでいた地域住民の買い物需要に対応できるようにした。(写真は、2024年12月7日にオープンした「イオン札幌旭ヶ丘店」)
「西友旭ヶ丘店」は、イオン北海道(本社・札幌市白石区)が承継した道内の西友9店舗の中で、「西町店」(同市西区)と並び、収益性の高い店舗だった。今回の承継にあたり、各店舗は、西友当時の売り場のレイアウトを踏襲するパターンが多かったが、「旭ヶ丘店」は、レイアウトを大きく変更し、什器類の配列の縦から横に変更するなど、買い回り性を高めた。当初は、2024年11月16日のオープンを予定していたが、こうした作業もあったことから、3週間遅れのオープンになった。
(写真は、買い物客が賑わう店内※店内写真は許可を得て撮影しています)
「イオン札幌旭ヶ丘店」の業態は、GMS(総合スーパー)ではなく、フード&ドラッグの業態。承継店舗では、「イオン札幌平岸店」(同市豊平区)、「イオン札幌清田店」(同市清田区)がこの業態で、SM(スーパーマーケット)とヘルス&ビューティーケア(H&BC)売り場を備えている。
(写真は、惣菜売り場)
1階が食品売り場、2階がH&BCの売り場で、テナントとして、「ファッションセンターしまむら」、100円ショップ「Seria」、「富士メガネ」などが入っている。H&BC売り場では、ペット用品や化粧品を充実、医薬品も販売する(調剤薬局は設置しない)。また、セルフチェックコーナーには、血管年齢計や体組成計、野菜摂取度測定計を設置、気軽に測定して相談できるようにしている。
(写真は、H&BC売り場の「BODY LABO」)
三浦友次郎店長(旧西友旭ヶ丘店店長)は、「品揃えが倍ほどに増えて、売り場も大きく変わりました。初日は、従来からのお客さまと新規のお客さまが半々くらいという印象です。丁寧でフレンドリーな接客を心がけ、地域に根差した店舗を目指したい」と話していた。直営売り場面積は1階と2階合計約850坪、パート・アルバイトを含めて従業員数は約80人。セミセルフレジ6台、フルセルフレジ14台。駐車台数は、第1、第2駐車場合計で155台。