「コープさっぽろ新道店」7日間休業の大改装、2024年11月28日オープン

流通

 コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、2024年11月28日(木)に「コープさっぽろ新道店」(同市東区伏古11条3丁目1-45)をリニューアルオープンさせる。2017年5月以来の大規模改装で、2024年11月21日から休業に入っており、27日まで改装工事を続ける。(写真は、改装工事に入っている「コープさっぽろ新道店」)

「コープさっぽろ新道店」は、札樽道の高架下を走る札幌新道外回り線沿いにある店舗。プロ向け資材などの専門店「ジョイフルエーケーBUILD-ON新道店」と商業集積している。店舗面積は、約580坪。「新道店」は、1998年にコープさっぽろが経営危機に陥り、日本生協連合会の支援で再建に動き始めたころ、「おいしいお店」をコンセプトにリニューアル、再建の原点になった店舗。その後、「新道店」をモデルに30数店舗をリニューアル、店舗売り上げが伸びて、不振脱却に繋がった。

 2017年5月には、直営ベーカリーコーナーを設け、惣菜や水産コーナーの品揃えを強化するリニューアルを実施したが、今回は、7年ぶりの大規模改装。大惣菜プロジェクトで展開している惣菜商品の品揃えを増やすほか、冷凍食品、グロサリー商品の売り場も広げる。テナントの場所を移動させて通路幅を広くして、買い回り性を高めるために店舗レイアウトも変更する。コープさっぽろの大前嘉騰執行役員店舗本部長は、「リニューアルによって15%の売り上げ増を狙いたい」と話している。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER