北雄ラッキー(本社・札幌市手稲区)は、2024年11月26日(火)に「ラッキーマート南幌店」(空知郡南幌町中央2丁目1-3)をオープンさせる。店舗面積約288坪(952㎡)の中型サイズのスーパーマーケット(SM)で、既存の「エーコープなんぽろ店」(栄町1丁目3-3)と町内2店舗になる。(写真は、2024年11月26日にオープンする「ラッキーマート南幌店」)
「ラッキーマート南幌店」は、「ツルハドラッグ南幌店」「DCMニコット南幌店」の隣接地の町有地(約1482坪=4901㎡)を賃借して出店する。店舗設置者は北雄ラッキー、設計、監理は上村建築設計事務所(札幌市中央区)、施工は新太平洋建設(本社・同)。平屋建て、延べ床面積約422坪(1397㎡)。投資額は、約6億3600万円。
地域の景観に配慮したデザインとするとともに、エネルギー効率の高い設備を備えた、環境にやさしい店舗にした。生鮮食品を中心に「おいしさ」にこだわった品揃えを行い、冷凍食品の豊富に用意する。初年度売上高は、約6億円を予定している。営業時間は9時~20時、駐車台数65台(施設共有含む)。
南幌町は、充実した子育て支援と移住促進策によって、子育て世代を中心に、札幌圏から移住する住民が増えている。人口増加率で見ると、全国の町村の中で2022年度、2023年度と2年連続で1位になった。交通面では、2024年度中に、道央圏連絡道の南幌ランプが開通するほか、2026年10月には、約28・9haの南幌流通団地も供用開始となる。
北雄ラッキーは、近隣に「ラッキー長沼店」(夕張郡長沼町)、「ラッキー栗山店」(同郡栗山町)、「ラッキーマート幌向店」(岩見沢市)を展開しており、空知管内隣接4自治体で店舗網を構築する。南幌町の人口は約7900人、世帯数は約3700世帯。既存「エーコープなんぽろ店」とSM2店舗体制が、共存できるかどうかも注目される。