「西友」承継3店舗目「イオン札幌平岸店」オープン、パンの「HOKUO」も期間限定展開

流通

 イオン北海道(本社・札幌市白石区)は2024年11月9日、西友承継9店舗のうち3店舗目となる「イオン札幌平岸店」(同市豊平区平岸2条10丁目3-28)をオープンさせた。「西友平岸店」を引き継いだもので、業態は、フード&ドラッグ。11月下旬には、調剤薬局もオープンする。(写真は、2024年11月9日にオープンした「イオン札幌平岸店」)

 この日、9時のオープン前には、平岸街道側と裏手の駐車場側入り口に、計100人を超える買い物客が並んだ。開店時間を5分ほど早め、「西友平岸店」閉店から1ヵ月半で「イオン」ブランドのスーパーを再開させた。什器類は、一部を再利用しているものの大半を新規に導入、店内照明の照度アップやデジタルサイネージの利用など、商品訴求力向上と購買意欲を高める演出を随所に取り入れた。
(写真は、鮮魚売り場※店内写真はいずれも許可を受けて撮影しています)
 フード&ドラッグの業態は、SM(スーパーマーケット)業態の「マックスバリュ」にドラッグストアを付加したもので、同社が、昨年11月にオープンさせた「イオン南平岸店」(札幌市豊平区)、今年5月にオープンさせた「イオン北郷店」(同市白石区)などがこの業態。今回の「札幌平岸店」では、1階の食品フロアにイオンのPB(プライベートブランド)「トップバリュ」の簡便惣菜コーナーを設けたり、水産や農産の地場産品の品揃えを増やしたりするなどした。
(写真は、青果売り場)
 2階はH&BC(ヘルス&ビューティーケア)と飲料、加工食品の売り場で、フロアの半分はファッション「サンキ」が入っている。なお、1階のテナントには「サザエ」のほか、期間限定でパンの「HOKUO」も展開している。レジは、セミセルフ8台、フルセルフ12台、キャッシュレス専用のフルセルフ8台。
(写真は、デリカ売り場)
「西友平岸店」は24時間営業だったが、「イオン札幌平岸店」は8時~23時。駐車台数は150台。近隣には「ダイイチ平岸店」のほか、「東光ストア平岸店」、「イオン南平岸店」、「ザ・ビッグエクスプレス平岸店」などがあり、今回の店舗により、イオン店舗の集積が一段と進んだ。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER