ワークマン(本社・群馬県伊勢崎市)は、「#ワークマン女子」と並ぶ作業着・作業用品の「ワークマン」の次世代店舗「ワークマンプラス2」の「滝川店」(滝川市)を計画している。2025年秋から冬にかけて出店する見通し。同社は、標津郡中標津町の「東武サウスヒルズ」敷地内にも「ワークマンプラス2」の出店を予定している。(写真は、「ワークマンプラス」の店舗)
「ワークマンプラス2」は、「ワークマンプラス」の作業服、作業用品の品揃えに「#ワークマン女子」と「ワークマンShoes」の女性ウェアとシューズをプラスするという意味から命名された。作業服から女性のカジュアルウェアまでの幅広い商品を揃えているため、「ワークマンプラス」や「#ワークマン女子」が店舗展開できなかった、人口が少ない市や町にも進出が可能になっている。
職業や性別、年齢を問わず幅広い客層をフルカバーする業態で、既存の「ワークマン」や「ワークマンプラス」、「#ワークマン女子」などと競合するため、出店に際しては、人口5万人以下の自治体に限るという制限を付けている。
「ワークマンプラス2滝川店」の出店場所は、滝川市東町3丁目の「ヤマダデンキテックランド滝川店」の隣接地。周辺には「ユニクロ」や「しまむら」、「スーパーアークス」などが集積している。滝川市の人口は約3万7000人で、出店要件を満たしている。ワークマンによると、商圏は滝川市、砂川市、赤平市、芦別市の4市と周辺3町で8万3000人の人口があり、繁盛店になる可能性が高いとしている。「東武サウスヒルズ」敷地内に出店予定の「ワークマンプラス2」を加えて、2025年中には、道内2店舗になる見通し。