2022年7月に閉店した「イトーヨーカドー函館店」(函館市美原町1丁目3-1)の店舗跡に入る28テナントが決まり、閉店から2年5ヵ月後の2024年12月20日に、「グランディール イチイ」としてグランドオープンする。残区画については、引き続き募集する。(画像は、「グランディール イチイ」の外観イメージ)
「イトーヨーカドー函館店」が入っていた建物は、一位物産(本社・函館市)が建築主となって1980年に竣工させた地上2階、地下1階、売り場面積約3939坪(約1万3000㎡)。ヨーカドーは、この建物の中核テナントとして営業を続けてきたが、2022年7月に、40年を超える営業を終了した。
後継テナント選びは、容易に進まなかったが、地下食品売り場にディスウカントストアの「スーパーセンタートライアル」が入ることが2024年9月に決定、徐々にテナントリーシングが進み、このほど28店舗が決まった。そのうち、同年10月17日現在で、23店舗目のテナント名が明らかになっている(残り5店舗は現時点でテナント名非公表)。
地下フロアは、「スーパーセンタートライアル」と「ココカラファイン」、道南初の「サイゼリヤ」(2025年1月下旬オープン)、「美唄焼き鳥惣菜 炎」、カフェ「SOUNTRA COFFEE AND MUSIC」など15店舗。1階フロアは、北海道初のレディース・メンズ・キッズ「coca」、「ダイソー」、道南初の「Standard Products」、道南初・北海道最大面積のインナー「tutuanna GRANDE」、道南初のカプセルトイ専門店「gashacoco」、「メガネのプリンス」など9店舗。
2階フロアには、パティスリー&カフェの「golosa goloso」など3店舗のほか、障害のある、なしに関係なく一緒に遊べる北海道初の全天候型インクルーシブ屋内広場「いちいの森」(約454坪=約1500㎡)も整備される。一位物産では、2024年10月21日から、第2期オープンに向けたテナント区画の募集を開始する。