イオン北海道(本社・札幌市白石区)とアークス(同・同市中央区)グループの東光ストア(同・同市豊平区)は、「フードドライブ」の実施店舗を拡大する。イオン北海道の実施店舗は40店舗、東光ストアの実施店舗は7店舗になる。(写真は、「イオン静内店」)
(写真は、「東光ストア北栄店」)
「フードドライブ」は、賞味期限内でまだ食べられるにもかかわらず、各家庭で消費されずに残っている、未開封の加工食品を各店舗の回収ボックスに寄付してもらい、地域の福祉団体を通じて、必要としている団体に届ける活動。合わせて食品廃棄物削減につなげる。
イオン北海道は、2022年6月から「フードドライブ」の活動をスタート、これまでに38店舗で実施している。今回、新たに「イオン滝川店」(滝川市)と「イオン静内店」(日高郡新ひだか町)でも行うことにした。両店ともにサービスカウンター近くに回収ボックスを設置、2024年8月5日(月)~同月11日(日)を回収期間とし、以降は、毎月5日~11日に定例実施する。「イオン滝川店」は、滝川身体障害者福祉協会、「イオン静内店」は、プラットフォームごちゃまぜに寄贈、両団体が、子ども食堂や支援を必要としている人々に届ける。
東光ストアでは、2023年6月から「フードドライブ」を実施しており、現在は、5店舗に回収ボックスを設置。5店舗合計で2024年6月末までに、1118㎏の食料品の寄贈を受けた。今回、同年8月1日(木)から「東光ストア北栄店」(札幌市東区)、「東光ストア藤野店」(同市南区)でも実施する。回収時間は、9時~22時の営業時間内で、店舗入り口付近に専用ボックスを設置する。寄贈先は、両店舗ともにNPO法人楽園プロジェクトで、同団体が、生活困窮者や福祉施設などに届ける。
回収できるのは、未開封で、賞味期限が1ヵ月以上残っているもの、常温保存できて、製造者または販売者が表示されているもの、成分表示または添加物、アレルギー表示のあるもので、生鮮食品や冷凍・冷蔵食品などは受け付けできない。