イオン北海道（本社・札幌市白石区）は、十勝地区でディスカウントスーパー（DS）「ザ・ビッグ」3店舗目となる「ザ・ビッグエクスプレス西陵店」（帯広市西18条南2丁目5-17）を2024年9月下旬にオープンさせる。「マックスバリュ西陵店」からの業態転換で、これにより3ヵ月連続で「ザ・ビッグ」が十勝地区に登場する。
（写真は、「セイリョーいちまる」時代の店舗）
「ザ・ビッグエクスプレス西陵店」に転換する店舗は、2004年6月に旧、旧いちまるが「セイリョーいちまる」としてオープンさせた。旧マックスバリュ北海道（現イオン北海道）が、2015年10月に旧いちまるの店舗事業を承継、2017年3月に「マックスバリュ西陵店」に改称している。
イオン北海道は、物価高や実質所得の伸び悩みで、十勝地区でもDSのニーズは強いとみて、今年7月19日に「マックスバリュイーストモール店」を「ザ・ビッグイーストモール店」に転換、十勝初の「ザ・ビッグ」をオープンさせた。8月30日（金）には「マックスバリュ春駒通店」（西19条南4丁目25-7）を「ザ・ビッグエクスプレス春駒通店」（ザ・ビッグエクスプレスはザ・ビッグよりも小型面積のDS店舗）を転換オープンさせることになっている。「ザ・ビッグエクスプレス西陵店」は、それに続くもので、十勝地区のスーパー価格競争は本格段階に入る。
イオン北海道は、札幌地区では「マックスバリュ」と「ザ・ビッグ」の両面展開をしているが、旭川地区は「ザ・ビッグ」4店舗の単独展開、釧路地区も「ザ・ビッグ」4店舗の単独展開。十勝地区では、2022年11月に出店した最新店舗「マックスバリュ音更店」（河東郡音更町）を除いて、残り3店舗の「ザ・ビッグ」化が濃厚になってきた。
