半径1㌔強の圏内にドラッグストア9店舗がひしめく札幌市北区で10店舗目の店舗が来年2月にオープンする。横浜市に本社を置くココカラファインの「北28条店」(北28条西13丁目)がそれで、店舗の設置者は地元の有限会社泰新。立地場所は、コープさっぽろ新川店が一昨年まで食品スーパーを展開していた跡地。ココカラファインは初の郊外住宅街での出店になる。(写真は、ココカラファイン北28条店の建設場所=2013年4月撮影)
札幌市に届け出された大規模小売店舗立地法概要によると、店舗面積は1270㎡、敷地面積は3273㎡。建築面積は1550㎡で延床面積は1489㎡となっている。駐車台数は38台、駐輪台数は30台で営業時間は午前9時から午後9時50分。店舗の新設備は2014年2月24日。
建物設置者は、土地所有者の泰新(北29条西13丁目)。企画設計は、GPCディール企画共同企業体。
南北に走る新川横1号線と東西を走る新川2号線が交差する南西の角地で、新川2号線側の出入り口に位置するバス停留所は移設される。
来店範囲は半径1㌔圏内と設定している。半径500m圏内には、新店舗から近い順に「ツルハドラッグ新通西店」、「ツルハドラッグMV(マックスバリュ)北32条店」、「アインズ新川店」、「ツルハドラッグ新川3条店」、「サンドラッグ北34条店」の5店舗が営業しており、半径1㌔強まで広めると、「ツルハドラッグ北36条西店」、「ツルハドラッグ北24条西店」、「ツルハドラッグ北24条店」、「サッポロドラッグストアー琴似八軒店」の4店舗も含まれる。
ココカラファインは今年4月に傘下のセイジョー、セガミ、ジップ、ライフォートを合併して事業会社ココカラファインヘルスケアを設立。小樽本社のスズラン薬局も合流した。道内には調剤薬局を含めて29店舗を展開しているが、ココカラファインのストアネームを持つ店舗は、居抜きによる出店をした函館美原店(函館市美原)、東区本町店(札幌市東区本町2条8丁目)、狸小路店(同市中央区南3西1)、旭川末広店(旭川市末広東1条7丁目)の4店舗がある。
今回は、ココカラファインの初の新設店舗。半径1㌔強に10店舗が展開するドラッグストア密集地になる。