大和リースの商業施設「フレスポ旭川龍谷」は2025年10月オープン予定

流通

 大和リース(本社・大阪市中央区)は、北海道地域商業の活性化に関する条例に基づき、北海道に仮称「フレスポ旭川龍谷」の届け出を行った。届け出は2024年7月17日付。出店する店舗名の記載はないが、家電量販店の「100満ボルト」が中核施設に予定されており、施設全体のオープン日は2025年10月が予定されている。(画像は、仮称「フレスポ旭川龍谷」の配置計画図)

 移転した旧旭川龍谷高校の跡地(旭川市豊岡5条4丁目)は、大和リースが数年前に取得している。約7090坪(2万3400㎡)あって、一部区画は先行して、「マクドナルド旭川豊岡4条通店」の建設が進んでおり、同店は2024年9月20日にオープンする予定。「フレスポ旭川龍谷」は、この区画を除いた敷地面積約6019坪(1万9864㎡)に建設する商業施設名。「100満ボルト」を中核施設として、飲食と物販の小割区画が6つあるB棟、物販の小割区画が3つのC棟から構成される。

 延べ床面積の合計は約4135坪(1万3646㎡)、物販の店舗面積合計は約2011坪(6638㎡)、飲食店舗の面積合計は約241坪(798㎡)。集客予定区域は半径2㎞、1日当たり約3900人の集客を予定している。建築基準法の確認申請は2024年8月1日頃、大規模小売店舗立地法の新設届け出は同年10月21日頃を予定している。中核施設に予定されている「100満ボルト」のオープンは、当初2025年春だったが、秋になる見通し。大和リースは、道内で15施設の管理運営をしているが、旭川には初進出となる。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER