「ベスト電器網走店」から「テックランドNew網走店」に転換、今秋オープン

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 ヤマダデンキ(本社・群馬県高崎市)は、2024年秋に「テックランドNew網走店」(網走市駒場北5丁目83-1)をオープンさせる。昨年末に閉店した「ベスト電器網走店」に替わる出店で、ヤマダデンキは市内2店舗体制を維持する。(写真は、閉店したベスト電器網走店)

「ベスト電器網走店」は、2006年に開業した「駒場ショッピングタウン」の中核店舗。同タウンには、「コープさっぽろ」や「西松屋」、「しまむら」、「ダイソー」などが集積しており、網走市内の郊外型ショッピングセンターとしては最大級の規模。店舗設置者は、北辰観光(斜里郡斜里町)とライトコーポレーション(網走市)。

 ヤマダデンキは、2011年12月に「テックランド網走店」(つくしヶ丘4丁目2-1)をオープンさせている。当時、ベスト電器は独立系の家電量販店で、市内の「ベスト電器」と「テックランド」はライバル関係だった。しかし、翌2012年にヤマダデンキがベスト電器を子会社化、両店舗は姉妹関係になり、2021年のヤマダデンキによるベスト電器の統合によって、「ベストデンキ網走店」の運営は、ヤマダデンキが行うことになった。

 ヤマダデンキは、道内で「ベスト電器」の屋号を持つ直営店の整理を進め、最後まで残っていた「網走店」と「川沿店」(コープさっぽろソシア店内)を昨年末で閉店。現在、道内で「ベスト電器」の屋号を持つのは、FC(フランチャイズ)の36店舗のみとなっている。今回、ヤマダデンキは「ベスト電器網走店」を「テックランドNew網走店」にブランド転換、市内2店舗体制を維持することにした。なお、競合関係にある「ケーズデンキ」は、網走市内に出店していない。

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