大型ショッピングセンター（SC）アリオ札幌（札幌市東区北7条東9丁目2-20）の中核施設「イトーヨーカドーアリオ札幌店」の撤退に向けた、ポスト・ヨーカドー体制が、着々と進んでいる。2024年6月28日の「無印良品アリオ札幌店」に続き、7月26日（金）には、「ダイソーアリオ札幌店」がオープンする。
（写真は、2024年6月28日にオープンした「無印良品アリオ札幌店」）
（写真は、2024年7月26日にオープンする「ダイソーアリオ札幌店」）
「イトーヨーカドーアリオ札幌店」は、2024年度中の閉店が決まっている。1階食品売り場の後継スーパーには、イトーヨーカ堂（本社・東京都千代田区）の資本・業務提携先であるダイイチ（同・帯広市）の出店が決まっており、その時期は、2024年3月頃となっている。2階は、「イトーヨーカドー子ども関連商品売り場」、3階は「衣料、寝具売り場」だったが、この2フロアは、2024年1月8日に先行して営業が終了していた。
3階には、ほぼ7ヵ月のブランクを経て「無印良品アリオ札幌店」が、6月28日にオープンした。着心地の良いウェアや素材にこだわった食品、シンプルで機能的なステーショナリーや家具まで、暮らしのまわりの商品が揃う大型店となっている。これに続いて、2階には、7月26日に「ダイソーアリオ札幌店」がオープンする。
ダイソーは、2018年7月から300円台の商品を中心にした「ダイソーTHREEEPYアリオ札幌店」を展開していたが、今年1月21日に閉店したばかりで、今回は通常の100円ショップとしてリバイバル出店の格好。なお、アリオ札幌のモール1階には「Can★Doアリオ札幌店」が展開していたが、今年4月18日に閉店しており、ブランドが代わって、3ヵ月ぶりの100円ショップ復活となる。
