「業務スーパー平岡店」2024年8月上旬オープン、札幌市内で高速出店

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 2024年8月上旬に、低価格の「業務スーパー平岡店」(札幌市清田区平岡4条1丁目1-10)が、オープンする予定だ。札幌市内では、同年7月中旬に「業務スーパー北郷店」(白石区)、秋には「業務スーパー藤野店」(南区)が、それぞれオープン予定で、出店ペースが高速化している。(写真は、「業務スーパー平岡店」の出店場所)

「業務スーパー平岡店」は、「ドン・キホーテ平岡店」、「ジーベック平岡店」、「徳寿平岡店」、「ソフトバンク平岡」、「セイコーマート平岡4条店」などが集積している、厚別滝野公園通沿いに出店する。現在、空き店舗になっている、中古カー用品の買取・販売「ガレージボーイ」跡への居抜き出店。

 店舗を運営するのは、神戸物産(本社・加古川市)のフランチャイジー、G-7スーパーマート(同・神戸市須磨区)。同社は、「業務スーパー」最大のフランチャイジーで、全国に193店舗を展開。北海道には、現在、34店舗の「業務スーパー」があるが、同社は、そのうち15店舗を運営する。札幌市内の「業務スーパー」は13店舗あるが、そのうち10店舗がG-7スーパーマートの運営となっている。7月中旬の「北郷店」、秋の「藤野店」も同社の運営が予定されている。

「業務スーパー」は、神戸物産が製造している低価格のグロサリー食品や冷凍食品が中心の小型スーパーで、一部店舗では、精肉、青果、惣菜も扱う。店舗運営の固定費が、一般的なスーパーより低く、居抜き物件を優先しているため、賃料も比較的安価。生鮮食品の競争力は弱いものの、低価格グローサリー食品や冷凍食品では、消費者の支持を集めている。今後も「業務スーパー」の出店が続きそうだ。

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