「ジョイフルエーケー釧路店」の建設費は62億円、2025年7月オープン予定

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 グローバルホームセンター「ジョイフルエーケー」を展開するジョイフルエーケー(本社・ 札幌市東区)は、釧路市に建設する「ジョイフルエーケー釧路店」の設備投資額が、62億円になると明らかにした。釧路市鳥取南4丁目1番83の昭和橋通沿いにある、日本製紙釧路工場の一部土地を賃借して建設するもので、オープンは2025年7月の予定。(写真は、「ジョイフルエーケー釧路店」建設用地)

 同社は、日本製紙(本社・東京都千代田区)との間で、敷地面積約3万35坪(9万9117・66㎡)の土地賃貸借契約を締結している。賃貸借契約について、ジョイフルエーケーの太田則夫常務取締役管理部長は、「定期借地権かどうかを含めて非公表」とした。

 ジョイフルエーケーは、敷地内に6棟の店舗を集積した仮称「ジョイフルタウン釧路」を整備する考えだが、自前で建物を建設するのは、同社が入るA棟(売り場面積2557・坪=8456㎡)とB棟(同2176坪=7196㎡)。2棟の建設費と什器、備品を含んだ総投資額は62億円となり、金融機関からの借り入れで対応する。前出の太田常務は、「当社で建設するのは2棟だけで、他の棟は建設しない」としている。計画では、C棟(同637坪=2108㎡)、D棟(2105坪=6961㎡)、E棟(618坪=2043㎡)、F棟(同306坪=1014㎡)が予定されているが、進出企業が自前で店舗を建設することになりそう。

 ジョイフルエーケーは、「屯田店」(札幌市北区)、「大曲店」(北広島市)、「帯広店」(帯広市)、「大麻店」(江別市)の4店舗を展開している。5店舗目として、ホームセンター全国大手DCM(本社・東京都品川区)のルーツの1社である旧ホーマック(石黒ホーマ)発祥の地で、同社の店舗が4店舗ある釧路市を選んだ。ジョイフルエーケーはすでに土地造成工事を進めており、2024年8月から店舗建設工事に入り、2025年5月に竣工、同年7月にオープンさせる考え。

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