都心型の小型食品スーパー「マックスバリュエクスプレス西町店」が20日オープン、「JOY」店舗を変更し簡便食材豊富に品揃え

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 マックスバリュ北海道(本社・札幌市)は20日、「JOY西町店」(札幌市西区西町北8丁目)を都市型の小型食品スーパー「マックスバリュエクスプレス西町店」としてリニューアルオープンする。『マックスバリュエクスプレス』は、イオングループが手掛ける都心型の小型食品スーパーの業態で、同社にとっては昨年8月の「中の島店」(同市豊平区中の島1条1丁目)に続く2店舗目。(写真は、JOY西町店と『マックスバリュエクスプレス』に切り替え作業が進む店舗のポールサイン)
 
 イオングループは、グループ会社のマックスバリュ関東やマックスバリュ東海、マックスバリュ九州などで都心部に適した品揃えの小型食品スーパー『マックスバリュエクスプレス』を合計45店舗展開している。単身世帯や高齢世帯向けの簡易調理、食べきり商品を品揃えしているのが特長。
 
 マックスバリュ北海道は、昨年8月に札幌の地域特性に応じた商品の品揃えを加えて札幌市営地下鉄南北線の中の島駅と直結した「マックスバリュエクスプレス中の島」を第1号店としてオープンさせている。
 
 2号店となる「西町店」は、地下鉄東西線発寒駅に近く、中の島店と同様に通勤客や学生などの需要が見込める。
もともとは、住友石炭鉱業が展開していた食品スーパー事業の「JOY」西町店として1990年10月に開業した店舗。当時は地下鉄が延伸していなかったが、99年に発寒駅が完成し駅直結型のスーパーになった。直営部分の店舗面積は約870㎡。
 住友石炭はその後スーパー事業を株式会社JOYとして分離独立させたが、2008年4月にマックスバリュ北海道と合併した。
 
 なお、西町店は17日から19日までの3日間、リニューアルのため一時閉店する。

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