苫小牧市沼ノ端地区で、商業施設建設の槌音が響いている。一つは、プロ業者向けの工具・資材などの専門店「ジョイフルエーケーBUILD-ON(ビルドオン)苫小牧店」、もう一つはスーパーマーケット「コープさっぽろぬまのはた店」。今年の秋から冬にかけて施設は完成、沼ノ端地区の賑わいが加速する。(写真は、「ジョイフルエーケーBUILD-ON苫小牧店」の建設現場)
(写真は、「コープさっぽろぬまのはた店」の建設現場)
「ジョイフルエーケーBUILD-ON」の2号店となる「苫小牧店」は、ウトナイ北10丁目956-1ほかの国道36号沿いで工事が進んでいる。道の駅「ウトナイ湖」の近くで「セイコーマートウトナイ店」の隣接地。苫小牧市街地の東の端に当たる場所。建築主はジョイフルエーケー(本社・札幌市東区)、設計、監理は一級建築士事務所安田設計室、施工は宮坂建設工業(本社・帯広市)。店舗面積は、約1520坪(5016㎡)、駐車場の収容台数は68台、駐輪場の収容台数は10台。工期は、2024年1月10日から同年9月10日。大規模小売店舗立地法の届け出によるオープン予定日は、同年9月19日となっている。
「コープさっぽろぬまのはた店」は、JR沼ノ端駅北側の苫小牧市北栄町1丁目17-4ほかで建設中。「フードD365沼ノ端店」(北栄町1丁目24-5)の向かい側で、「西松屋 苫小牧沼ノ端店」、「ツルハドラッグ沼ノ端北店」の隣接地。明野南通を挟んだ斜め向かい側には「マックスバリュ沼ノ端店」、「DCM沼ノ端店」も立地している。建築主はコープさっぽろ(本部・札幌市西区)、設計、監理はスカイ・サイト(札幌市中央区)、施工は岩倉建設(本社・同)。店舗面積の合計は約640坪(約2114㎡)、駐車場の収容台数は80台、駐輪場の収容台数は30台。工期は2024年1月12日から同年9月30日。大店立地法上のオープン予定日は同年12月10日。
苫小牧市は、東へ東へと住宅地が広がっている。2つの商業施設の建設が同時に進んでいる沼ノ端地区は、活気がいや増している。