ダイイチ(本社・帯広市)の2024年9月期第2四半期決算(2023年10月1日~2024年3月31日)は、売上高260億1500万円、営業利益11億5700万円、経常利益11億6200万円、純利益7億9800万円となり、前年同期比8・0%の増収、10・8%の営業増益と経常増益、11・2%の純利益増になった。(写真は、「ダイイチすすきの店」)
同社は、2023年11月30日、札幌ススキノ地区に誕生した複合商業施設「COCONO SUSUKINO」地下1階に「すすきの店」をオープンさせ、同店が、全体の売り上げ増に貢献した。既存店舗の客数は、前年同期比0・4%増、客単価は4・6%増、1点単価は6・0%増、1人当たりの買上点数、11・76点で1・2%減。売上総利益率(粗利率)は25・7%で前年同期比0・6ポイント増加、売上高営業利益率も4・4%と0・1ポイント増えた。
地域別店舗数と地域別売上高は、帯広ブロック9店舗、104億9300万円(前年同期比4・9%増)、旭川ブロック7店舗、72億6700万円(同4・8%増)、札幌ブロック7店舗、82億5400万円(同15・5%増)。移動スーパーの「とくし丸」は、第2四半期末現在で16台が稼働している。通期予想は、売上高504億円、営業利益17億6000万円、経常利益17億6000万円、純利益12億1500万円を据え置く。今後の出店では、「イトーヨーカドー帯広店」、「イトーヨーカドーアリオ札幌店」のスーパーマーケット区画の承継出店を控えているほか、今秋には、千歳市にも出店する。