ラピダス、データセンターで人口増期待、コープさっぽろ苫小牧・沼ノ端に出店

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 コープさっぽろ(本部・札幌市西区)が、苫小牧市北栄町1丁目17-4、17-5、23-4に「コープさっぽろ ぬまのはた店」を新設出店する。道が、コープさっぽろの大規模小売店舗立地法に基づく店舗新設届出を2024年5月10日に告示した。(写真は、「コープさっぽろ ぬまのはた店」の出店予定地)

「コープさっぽろ ぬまのはた店」は、豊月(本社・苫小牧市)が展開する、「フードD365沼ノ端店」(北栄町1丁目24-5)の沼ノ端北大通を挟んだ向かい側に出店する。「西松屋苫小牧沼ノ端店」や「ツルハドラッグ沼ノ端北店」の隣接地。土地は、苫小牧東京重機(同・苫小牧市)やマルシン産業(同・札幌市北区)が所有しており、コープさっぽろは土地を賃借して、自前で店舗を建設する。店舗面積の合計は約640坪(約2114㎡)、新設予定日は2024年12月10日。駐車場の収容台数は80台、駐輪場の収容台数は30台。

 コープさっぽろは、2006年に道央市民生協(本部・苫小牧市)を統合、店舗も承継した。現在は、苫小牧市内に5店舗を展開している。いずれの店舗も市の中心部や西に位置しており、沼ノ端地区の東部には店舗がなかった。承継店舗には、かつて「沼ノ端店」(東開町4丁目)もあったが、2008年9月に閉店している。同地区では、工場進出に伴い人口が増加しており、数年後のラピダスやデータセンターの稼働によってさらに人口増が期待され、「フードD365沼ノ端店」と近接しても、相乗効果が見込めると判断した。

 今回の「コープさっぽろ ぬまのはた店」のオープンにより、苫小牧市内のGMS(総合スーパー)を含むスーパー勢力図は次のようになる。
◆イオン北海道
「イオン苫小牧店」1店舗、「マックスバリュ」6店舗(今夏に「マックスバリュ苫小牧清水店」オープンで計7店舗に)
◆ラルズ
「ビッグハウス」2店舗、「スーパーアークス」1店舗
◆豊月
「フード365」3店舗、「フードDエクスプレス」1店舗
◆コープさっぽろ
「コープさっぽろ」6店舗
◆ホクレン商事
「ホクレンショップ」2店舗、「ホクレンFoodFarm」1店舗
◆トライアル
「スーパーセンタートライアル」2店舗、「ディスカウントストア」1店舗
◆業務スーパー
「業務スーパー」3店舗
◆ドン・キホーテ
「MEGAドン・キホーテ」1店舗

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