イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、旧「イオン旭川春光店」(旭川市春光町10-2ほか)跡地に建設中の「イオン旭川春光ショッピングセンター」を、2024年秋に開業する。(画像は、「イオン旭川春光ショッピングセンター」のイメージ=同社ホームページより)
(写真は、建設中の「イオン旭川ショッピングセンター」)
旧「イオン旭川春光店」は、1981年7月に当時の北海道ニチイ(現イオン北海道)が「ニチイ旭川店」として開業した大型スーパー(GMS)。その後、1996年に「春光サティ」に、2002年のポスフール運営時代には「ポスフール春光店」に、イオン北海道が経営を承継してから4年後の2011年には、「イオン旭川春光店」へと名称が4回変わった。
オープンから41年が経過した2022年2月末、建て替えのため営業を終了したが、閉店の際には、地域の利用者から約550件の思い出が寄せられた。また、建物の解体を惜しむ地域住民が発案した企画が、複数回開催されるなど、買い物だけではない「交流の場」としても機能していた。このため、建て替え店舗となる「イオン旭川春光ショッピングセンター」のコンセプトを『ココロつながる、ちかくのトコロ。』とし、日常に便利な店舗機能だけではなく、地域の人たちの日々の暮らしを支え、さまざまな出会いや交流が生まれるような施設にする。今年5月頃から、開業に向けた思いを募る企画の開始も予定している。
今後、「交流の場」として利用方法を地域の人たちと検討するほか、開業前から地域団体との連携を深め、住民の意向を多く取り入れたショッピングセンターを目指す。店舗面積は約1818坪(約6000㎡)、鉄骨造平屋建て、駐車台数は約350台。