国分北海道（本社・札幌市中央区）は2023年7月26日、札幌市中央区のロイトン札幌で「2023秋冬 食・酒総合展示商談会」を開催した。量販店や外食企業、ホテル、料飲店のバイヤーなど約1000人が来場した。
（写真は、「2023秋冬 食・酒総合展示商談会」の静内農業高校ブース）
国分北海道はこれまで、年に3回の展示商談会を開催してきた。春と夏は食品を中心に、秋は酒を中心にしていたが、年に2回にすることにして、今回初めて食と酒を合わせてた展示商談会を開催した。テーマは、「未来へつづく～共に創る食と酒～」。国分北海道開発商品や国分オリジナル商品、国分留型（とめがた）商品をはじめ、ナショナルブランドの食品、酒類、低温食品、菓子、業務用商材、デリカなど約200社が参加した。
会場には、ご当地鍋つゆを集めたコーナーや食材の宝庫北海道メーカーのコーナー、全国のクラフトビールコーナーなどが展開された。国分北海道が北海道食材を使うなどして、パートナーである企業や高校と共同開発した商品も展示され、北海道コンサドーレ札幌、レバンガ北海道、あらた、静内農業高校、小樽水産高校、ふたみ青果もブース出展した。
そのうち静内農業高校のブースには、国分北海道の協力で新ひだか町の事業者と静内農高生が開発した、ほうれん草パウダーを練り込んだマドレーヌ、昆布を食べて育ったブランド黒毛和牛「こぶ黒」を原料にした万能ソース、地元の肉や野菜を使用した、ミートソースが詰め込まれたミートパイなどが展示された。
国分北海道の諏訪勝巳社長は、「パートナーとコラボする国分共創圏の取り組みから生まれた商品が、北海道を盛り上げるエンジン役を担ってほしい。量販店の売り場や外食の店舗で、これら共創圏商品を取り入れてもらって、北海道の元気さを表現してほしいですね」と話した。
