総合食品卸の日本アクセス北海道(本社・札幌市東区)は、2024年2月2日に「2024年春季展示商談会」を札幌市中央区のロイトン札幌で開催した。今回の展示商談会には、前回よりも10社多い165社の食品メーカーなどが、新商品や一押し商品を出展、量販店のバイヤーなど約600人が来場した。(写真は、日本アクセス北海道の2024春季展示商談会会場)
2階エンプレスホールでは、日本アクセス北海道デリカ営業部の一押し商品や農産、水産、畜産などが展示され、同じく2階のリージェントホールには、日本アクセス北海道の開発商品、北海道産品などが展示された。3階ロイトンホールには、154社のブースが並び、新商品などが紹介された。
(写真は、日本アクセスの専売商品「生雪見だいふく」など)
日本アクセス専売商品のコーナーで注目を集めたのは、「生雪見だいふく」。昨年の「生チョコパイ」に続くこのカテゴリーの専売商品で、2024年2月から販売を開始している。また、「北海道産富良野メロンもっちりシュー」なども3月から専売商品の仲間入りをする。
(写真は、円甘味の「おにぎりDEシュー」)
(写真は、森住製麺の「北海道選べる名店ラーメン」)
おにぎりブームにあやかって、円甘味(まるあまみ、小樽市)は、おにぎり型に焼き上げたシューに、とちおとめ苺クリームなどを入れた、特許申請中の「おにぎりDEシュー」を出展。担当者は、「特許商品なので円甘味しか作れないスイーツ。3月以降に取り扱いを始めるが、早くも引き合いが多い」と手応えを感じている様子。また、森住製麺(札幌市東区)の「北海道選べる名店ラーメン」は、1食用から提供できるスーパー向け販促提案を行った。
(写真は、日本アクセス北海道の開発商品「カズチークリーミーコロッケ」)
日本アクセス北海道の開発商品として展示された中には、「カズチークリーミーコロッケ」も並んだ。井原水産(留萌市)のヒット商品「カズチー」をベースにしたクリームコロッケで、「カズチー」のパッケージも採用、3月中旬から販売する予定。