イオン北海道(本社・札幌市白石区)が、スクラップ&ビルドで建て替え新設する仮称「イオン旭川春光店」(旭川市春光町10-2ほか)は、2024年9月頃のオープンとなりそうだ。道が大規模小売店舗立地法の規定に基づく、同社の店舗新設届け出を告示して分かった。(画像は、「イオン旭川春光店」の店舗配置図)
旧「イオン旭川春光店」は、1981年7月に当時の北海道ニチイ(現イオン北海道)が「ニチイ旭川店」として開業した大型スーパー(GMS)。敷地面積約7696坪(約2万5400㎡)、建物は2階建て、延べ床面積約6696坪(約2万2100㎡)、駐車台数は約750台。1996年に「春光サティ」に名称を変更、2002年ポスフール時代に「ポスフール春光店」に変わり、イオン北海道が経営を承継してから4年後の2011年に、「イオン旭川春光店」の名称に変わった。
建物老朽化や多様化する利用客のニーズに対応できていないため、2021年9月に閉店を決め、2022年2月28日で41年間の営業を終了した。スクラップ&ビルドで店舗新設を決めていたが、2023年12月末に大店立地法に基づく店舗新設を道に届け出、道は2024年1月16日に告示した。
それによると、建物は鉄骨造平屋建て、建築面積約2997坪(9891㎡)、延べ床面積約2984坪(9552㎡)、店舗面積合計は約1831坪(6045㎡)。無落雪屋根で、建物の最高高さは9・996m。オープン予定日は、2024年9月1日となっている。旧店舗の店舗面積は約3965坪(1万3085㎡)だったため、新店舗は半分弱の広さになる。旧店舗の敷地内には滑り台があったが、新店舗の店舗配置図には、道道旭川幌加内線側の敷地には円形のモニュメントらしきものが描かれている。