食品スーパー、ダイイチ(本社・帯広市)の4月度売上高は、全社計で対前年同月比100・1%、既存店で同100・2%となり前年同月をわずかに上回った。今年の4月は昨年4月より日曜日が1日少なく、各食品ス―パーとも95%程度の売上げだった模様だが、ダイイチは前年同月超えを果たした。
 
 部門別の売上高は次の通り。
青果 94・2%
水産 100・6%
畜産 102・7%
惣菜 100・9%
デイリー 100・2%
一般食品 101・7%
日用雑貨 100・1%
その他 99・7%
 
 客数は98・4%、客単価は101・7%だった。
 
 同社の今年に入ってからの売上げは、2月は前年閏年の影響でマイナスになったものの、他の月はいずれも前年を超えている。ただ、客数は減少傾向が続く。1月は98・6%、2月96・2%、3月98・6%、4月98・4%と前年割れ。客数減少を受けて買い上げ点数の増加に向けたマーケティング、品揃えを強化しているものと見られ、結果として客単価上場に繋がっている。
 
 今9月期中に新店の予定はなく、各店舗で客数増に結び付くイベント、セールが欠かせなくなっているようだ。


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