「ジオパークセブン」のように佇む「セブン-イレブン上川層雲峡店」、5ヵ月ぶり復活オープン

流通

 柱状節理の岩肌の麓に立つセブン-イレブン、まるで「ジオパークセブン」と言ってもよいほどの「セブン-イレブン上川層雲峡店」(上川郡上川町字層雲峡18)が、2023年12月21日(木)に復活出店する。今年7月24日の閉店から5ヵ月、観光客や国道利用客の利便性が再び確保される。(写真は、柱状節理の岩肌を望む「セブン-イレブン上川層雲峡店」)

「セブン-イレブン上川層雲峡店」は、層雲峡温泉の入り口に当たる国道39号沿いにあったコンビニ。FC(フランチャイズ)運営していたのは、スキージャンプ女子、高梨沙羅選手の実家。2008年7月25日にオープンしたが、15年間の契約期間満了に伴って、今年7月24日に閉店した。

 層雲峡のコンビニは、国道沿いのこの店舗と、国道から離れた黒岳ロープウェイ寄りにある「セイコーマート層雲峡店」(字層雲峡)の2店舗。「セブン-イレブン」の閉店によって、国道利用客や観光客の利便性が低下、復活を望む声も多かったため、層雲峡温泉で「層雲閣」を経営している層雲閣(上川郡上川町層雲峡)が別会社、アライ商店を設立して「セブン-イレブン」のFC運営に乗り出すことになった。層雲閣の担当者は、「国道沿いにATMのあるコンビニを出店することで、ドライバーや観光客の利便性や公共性を高め、層雲峡温泉の利用客を増やしたい」と話している。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER