マックスバリュ北海道(本社・札幌市)は26日午前9時、「北26条店」(札幌市東区北26条東15丁目)をリニューアルオープンした。2004年以来の改装で、青果コーナーのレイアウトを変更したほか簡便食材や調理用カット野菜などをまとめ利便性を高めた。また、惣菜やパンのコーナーも集約して品揃えや視認性に配慮した。同店舗は収益店舗の一角を占め、リニューアルによって10%程度の売上げ増加を狙う。(写真は、リニューアルしたマックスバリュ北26条店=左とカット野菜、簡便食材をひとまとめにした売場=右)
 
 北26条店は1998年のオープン。土地建物はキムラの所有で、マックスバリュ北海道が賃借。隣接してツルハ北26条店がある。店舗面積は約400坪。オープン当時は、「札幌フードセンター」の屋号だったが、04年の改装時に「マックスバリュ」に変更している。
  
3日間休業してリニューアルしたポイントは、①青果コーナーのレイアウトを大幅に変更、カットフルーツを広げた②トップバリュ(イオンのプライベートブランド)の調理用カット野菜とレディミール(簡便食材)を繋げた③冷凍食品にリーチイン冷蔵庫を導入④惣菜やパン売場も一部変更――など。
 
 リニューアルオープンのチラシによると、26日限りでたまごミックスサイズ10個入り95円、スズラン印上白糖1kg95円、オロナミナンC120mℓ10本入り495円などがあり、27日限りでは熊本県産トマト約1kg1箱295円、北海道産キャベツ1玉、レタス1玉95円(いずれも税込)などが記載されている。食料品売場は24時間営業だが、チラシ商品の取扱いは朝10時から夜10時まで。
 
 出戸信成社長は、「この店舗は収益店舗だが、改装から9年が経ったためブラッシュアップして活性化を図った。他の店舗もお客様に飽きられる前にリニューアルをして魅力を高めていく」と語っていた。


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