「ホクレンショップFoodFarm平岡公園通り店」テコ入れ、リニューアルで15%超の売り上げ増狙う

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 ホクレン商事(本社・札幌市北区)は2023年11月10日、「ホクレンショップFoodFarm平岡公園通り店」(同市清田区里塚緑ヶ丘5丁目1-10)をリニューアルオープンさせた。営業開始から14年が経過、冷凍冷蔵ケースの入れ替えに合わせて、売り場を活性化、買い物客の増加に繋げる。(写真は、リニューアルオープンした「ホクレンショップFoodFarm平岡公園通り店」)
(写真は、青果売り場)

 同店は、2009年10月にオープンした店舗で、売り場面積約600坪。オープン当初は順調に売り上げを伸ばしていたが、競合店との棲み分けなどによって売り上げの伸びが頭打ちになっていた。それでも、コロナの終息に伴って大曲方面からの客数が増え、売り上げは回復傾向にあった。

 そうした流れを見据えて、大規模なリニューアルを実施、「再度チャレンジして売り上げの底上げを図ることにした」(ホクレン商事・中里雅明常務店舗事業本部長)。青果、水産、精肉、惣菜の各売り場での品揃えを見直し、こだわり商品の訴求力を高めた。冷凍食品コーナーには、消費電力の少ないリーチインケースを導入、売り場を3割広げた。

(写真は、精肉売り場)

「FoodFarm」業態の特色である道産品の品揃えやスイーツの取り扱いなどを踏襲しつつ、日常的な売り場づくりを徹底しており、「FoodFarm」業態の進化版と位置付ける。レジ周りでは、セミセルフレジの台数を増やして利便性を高めた。1200品目がお買い得の「スーパープライス」も実施している。
 前出の中里本部長は、「改装前に比べて15%以上の売り上げ増を見込みたい」と話す。リニューアルオープン日は、雨模様だったが駐車場待ちの車列が途切れず、店内は買い物客の熱気で溢れていた。
(写真は、惣菜コーナー)
※店内写真は、許可を受けて撮影しています。

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