ディスカウントス―パーを展開するトライアルカンパニー(本社・福岡市東区)が、小樽市塩谷2丁目の土地約8200坪(約2万7000㎡)を取得していたことが分かった。国道5号沿い余市方面沿いで、「セイコーマート小樽塩谷店」に近い場所。トライアルカンパニーが好む広域集客に適した店舗用地。(写真は、北海道でも出店が拡大している「トライアル」の看板)
小樽市塩谷2丁目の土地は、以前は横山製粉(本社・札幌市白石区)が所有していた。2004年に三共後藤建設(同・北見市)が取得、2011年に会社分割により、Do(同・網走郡美幌町)に所有権が移っていた。2023年7月、トライアルカンパニーがDoから売買により取得した。
トライアルカンパニーは、全国的に出店を増やしており、北海道でも今年に入って5月31日に「スーパーセンタートライアル幕別店」(中川郡幕別町)、6月7日に「トライアルスマート新発寒店」(札幌市手稲区)を新築オープン、11月下旬には「スーパーセンタートライアル北見並木店」(北見市)も新築オープンさせることになっている。12月中旬には、居抜きにより「トライアルスマート琴似店」(札幌市西区)もオープンさせる予定で、年内には30店舗になる見込み。
小樽市内では、2018年10月3日に「スーパーセンタートライアル小樽朝里店」(新光5丁目1-1)を出店しており、今回取得した土地に店舗を建設すれば、トライアルの出店形態である、自治体の端と端に店舗を構える「挟みこみ出店スタイル」が実現することになる。