「ローソン」稚内4店舗目決定、副港地区の港2丁目に建設

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 2023年8月に稚内進出を果たした「ローソン」。コンビニエンスストアでは「セイコーマート」しかなかった最北の街に、新たなブランド登場で買い物の選択肢を広げ、街に活気を与えている。その「ローソン」が、市内4店舗目を港2丁目に出店する。年内にもオープンして、市内での認知度をさらに高める。(写真は、「ローソン」稚内4店舗目の出店場所)

 ローソン(本社・東京都品川区)は、2023年8月1日に「稚内栄五丁目店」(栄5丁目6-7)と「稚内こまどり五丁目店」(緑5丁目43-1)を同時出店して、稚内に進出した。両店舗ともに道産木材を利用した木造ローソン。地元企業とのコラボ商品を展開するなど、地域密着を鮮明にして展開している。

 市内3店舗目は、同年8月25日にオープンした「稚内はまなす店」(はまなす1丁目11-1)。プロ野球日本ハムファイターズと連携した「ファイターズローソン」で、外装や内装にファイターズのロゴ、「フレップ」ゃ「ポリー」の装飾も施されている。これら3店舗は、どちらかというと郊外の住宅地や幹線道路沿いに位置しており、市民の日常生活や観光客の利用を想定している。

 今回の4店舗目は、市街地に近い稚内副港の近くに予定されており、これまでの立地環境とは異なる。住所は、港2丁目8-17で、以前は長谷川製函の倉庫などがあった場所。地元の総合建設会社、中田組本社の隣接地で副港通沿い。物販・飲食、天然温泉などの複合施設「稚内副港市場」からも近い立地。現在は、更地の状態だが、近く着工して、年内にオープンする見通し。多店舗化による物流効率の向上と、認知度アップによる利用率の上昇を見込む。

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