アークス(本社・札幌市中央区)グループの道北アークス(同・旭川市)は、2023年9月8日(金)9時に「スーパーアークス西神楽店」(同市緑ヶ丘南5条1丁目1-8)をリニューアルオープンさせる。競合店との差別化を進め、買い物客の幅広いニーズに対応できるように品揃えを増やし、サービス向上を進める。(写真は、「スーパーアークス西神楽店」)

「スーパーアークス西神楽店」は、旧道北ラルズ時代の2001年に「ビッグハウス西神楽店」としてオープン、2012年、道北アークス誕生後の2014年に「スーパーアークス」業態に転換した。今回のリニューアルはそれ以来、9年ぶり。今年7月には、冷凍機器を消費電力の少ないリーチインケースに交換していたが、お盆商戦に入るためリニューアルを先延ばし、9月4日から7日まで4日間休業して、レイアウトを含めた品揃えを見直した。

 青果コーナーでは、東川町、鷹栖町、和寒町など近隣産地で採れた産直野菜や果実を提供、水産コーナーには脂がのった刺身用本マグロや旬の魚を揃え、ホッケ、サバ、カレイなどの自家製干物コーナーを充実させる。「お魚屋さんの生寿司」コーナーも新設する。食肉では脂身が甘く、豚肉の旨味が感じられる「旭川産桜岡ポーク」を提供する。

 デリカコーナーには、愛別産舞茸など季節ごとの旬の素材を使用した天ぷらのほか、昆布だしによる「鶏天ぷら」、「自家製揚げ出し豆腐」など、だしを生かして素材を引き立てる商品を揃える。ベーカリーコーナーではスイーツを強化する。売り場面積は約615坪(2036㎡)、駐車台数は288台、営業時間は9時~21時、休業日は1月1日。リニューアルによって年間売上高を、16億円弱から17億円台に引き上げる。


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