「緑と黄のダイソー」、「江別幸町店」閉店で希少に

流通

 同じ100円ショップ「ダイソー」でも、こちらは「緑と黄のダイソー」こと「ダイソー&アオヤマ100YEN PLAZA」。その「江別幸町店」(江別市)が2023年8月15日(火)で閉店する。(写真は、「ダイソー&アオヤマ100YEN PLAZA江別幸町店」)

 大創産業(本社・広島県東広島市)が全国約3700店舗を展開する「ダイソー」。「ダイソー」の大半は「ピンク」だが、中には「緑と黄のダイソー」もある。北海道では約190店舗の「ダイソー」があるが、そのうち「緑と黄のダイソー」はわずかしかない。

「緑と黄のダイソー」の名称は、前出したように「ダイソー&アオヤマ100YEN PLAZA」。運営しているのは青五(本社・広島県福山市)。この会社の資本金は2億円で、出資者は青山商事(同・同)40%、大創産業35%、青山商事社長の青山理氏が25%。同じ広島県に本社を置く企業同士の合弁企業で、「ダイソー」の代理店、いわばFC(フランチャイズ)店舗を展開している企業。青五の由来は、青山商事創業者の青山五郎から引用、設立は「ダイソー」の店舗数が1000店を超えた頃の1999年6月。

 そんな「緑と黄のダイソー」の一つ、「ダイソー&アオヤマ100YEN PLAZA江別幸町店」(幸町22-13)が営業を終える。この店舗は、国道12号側に面した10階建て賃貸マンションの1階に入っている。店舗前や店舗横に駐車場が10台分ほどあって、幹線道路に面している割には、入りやすい店舗だった。

 今回の閉店により、江別市内の「ダイソー」は、「イオンタウン江別店」(野幌町10-1、イオンタウン江別2階)と「ホクレンショップゆめみ野店」(ゆめみ野東町2、ホクレンショップゆめみ野店内)の2店舗になる。両店ともに「ピンク」のカラー。道内の「緑と黄」のカラーの「ダイソー」は、リニューアルを機に「ピンク」に変わるケースがある。青五の展開する「緑と黄のダイソー」は希少になりつつある。
※2023年8月12日記事一部修正しました。

関連記事

SUPPORTER

SUPPORTER