アークス(本社・札幌市中央区)グループは、ラルズ(同・同)と東光ストア(同・同市豊平区)で「フードドライブ」の取り扱い店舗を増やす。これにより、食料支援を通じた貧困問題に協力するほか、食品ロス削減に繋げる。(写真は、「スーパーアークス長橋店」)
「フードドライブ」は、賞味期限内でまだ食べられるにも関わらず、家庭内で消費されずに残っている食品などを、店舗に設けたフードボックスに寄付してもらい、地域の福祉団体などを通じて生活に困っている人たちに渡す活動。ラルズは、2023年3月から「スーパーアークス千歳店」(千歳市)で「フードドライブ」を開始。現在までに「スーパーアークス長都店」(同)、「スーパーアークス北広島店」(北広島市)、「ホームストア幌別店」(登別市)、「ホームストアアーニス店」(同)、「ビッグハウス光洋店」(苫小牧市)の6店舗で実施してきた。
これらに加えて2023年8月1日(火)から、新たに「スーパーアークス北24条店」(札幌市北区)、「ビッグハウスエクストラ」(同市豊平区)、「スーパーアークス長橋店」(小樽市)の3店舗でも実施することにした。それぞれ、フードバンクイコロさっぽろ、フードバンクセンター、小樽市社会福祉協議会を通じて、必要とされる施設などに届けられる。いずれも店舗入り口付近に専用ボックスを設置する。
東光ストアは、2023年6月から「北広島店」(北広島市)で実施しているが、同店での6月の回収量が約22kgに及ぶなど、多くの人から食品の寄贈を受けた。このため、フードドライブの消費者の関心は高いとみて、同年8月3日(木)から、新たに札幌市内の「大谷地店」(厚別区)、「平岡店」(清田区)、「真栄店」(同)の3店舗でも実施することにした。3店舗ともに社会福祉法人えぽっく・フードバンクぽすこに寄贈する。各店舗とも、店舗入り口付近かサービスカウンター付近に専用ボックスを設置する。