イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、2023年7月15日(土)9時に「マックスバリュ倶知安店」(虻田郡倶知安町南11条西1丁目30)をリニューアルオープンさせる。7月7日から一時休業に入っており、冷凍ケースなど設備機器の更新と店内レイアウトの変更、インバウンドや長期滞在者向けに品揃えを拡充する。(写真は、「マックスバリュ倶知安店」)
「マックスバリュ倶知安店」は、2003年10月にオープン、今年が20年目。今回のリニューアルは、2019年9月以来、3年10ヵ月ぶり。老朽化した設備機器の入れ替えや省力化、省人化に繋がるセルフレジの追加導入、スライド棚の新規導入を行う。
商品面では、地場商品の品揃えを強化する。農産売り場では、“倶知安じゃが”の愛称で親しまれている地元、倶知安町で栽培されたじゃがいもを、生・チルド・業務用の3つの用途でコーナー展開、余市町産のさくらんぼ、真狩町・共和町のとうもろこしなど近郊野菜を提供する。水産売り場では、小樽や岩内の港に水揚げされた魚介類の品揃えを強化、売り場横にリーチインケースを導入して、東しゃこたん漁業協同組合の各種商品をコーナー展開する。
日配品売り場では、2018年に起業した食肉加工品会社「シャルキュトリーアカイシ」(虻田郡ニセコ町)の商品を導入、北海道産の豚肉を皮付きのまま12ヵ月以上熟成して作られた「長期熟成生ハム北海道産ポーク」、「鶏砂肝のコンフィ」など8品目を新たに品揃えする。
冷凍食品売り場では、新たにリーチインケースを導入、商品陳列スペースを約3倍に拡大。ミートパイやフィッシュフリッター、プルドポーク、ピザなど海外のお客に親しみのある商品を豊富に揃える。リカー売り場では、倶知安町の外国人宿泊者で伸びているオーストラリア人に向け、リンデマンズなどオーストラリアワインを集合展開して、長期宿泊者向け売り場を設ける。
惣菜売り場では、町の洋食屋をイメージした「ふらいぱん亭」を展開、ハンバーグをメインにステーキ、ビーフパイを用意する。ラザニア風チーズ焼やミートドリアなど大盛り商品も揃えて、シェアできるようにする。畜産売り場では、和牛や冷凍和牛などを品揃え、焼き肉盛り合わせ、やきとり串の品揃えも増やしてキャンプ、バーベキュー需要に対応する。売り場面積は約609坪(約2010㎡)、通常営業時間は8時~23時、年中無休、駐車台数約160台。