札幌の南2西3南西地区市街地再開発組合が建設を進めていた、市街地再開発ビル「moyukSAPP0R0」の2023年7月20日（木）グランドオープンに先立って、1階と2階に入る店舗の一部が明らかになった。
（写真は、2023年7月20日にグランドオープンする「moyukSAPPORO」）
札幌駅前通と狸小路商店街のアーケードに直結する1階は、狸小路商店街の新しい文化や価値観を提案するフロアで「moyuk life&sweets」がコンセプト。6月27日（火）に先行オープンするのは、ブランドリユースの「OKURA（オオクラ） moyuk SAPPORO店」、7月1日（土）に先行オープンするのは「サン・フルーツ」。「サン・フルーツ」は、新鮮な野菜や果物を扱っており、再開発ビルが建つ前のサンデパート時代からテナント出店していた、創業60年の老舗。名物のサラリーマン風のおじさんが、買い物客の相手をすることで知られる。新ビル建設中も狸小路商店街で、コンテナを利用した店舗で営業を続けていた。
7月20日にオープンするのは、1958年に眼鏡産地の福井県鯖江市に創業、自社工場で製造する眼鏡などを提供している「金子眼鏡店（カネコガンキョウテン）モユク札幌店」、北海道の商品やサービスを2週間単位で提供する「ふりっぱーproduce OMOTASE-HONPO（オモタセホンポ）」、パウンドケーキ専門店のRainがプロデュースするスペシャルティーコーヒーのコーヒースタンド「Rain coffee stand（レインコーヒースタンド）」、花にこだわる花屋で、家の庭先に花が咲いている店舗イメージの「flower est（フラワーエスト）」など全10店舗。
2階は、ファッションや装いのアクセントとなる小物の販売や医療機関、銀行などが入る「moyuk style&medical」がコンセプト。7月20日にオープンするのは、創業1895年の帽子メーカーがプロデュースする帽子SHOP「林八百吉商店（ハヤシヤオキチショウテン）」、ジェンダーレスなアイテムを、素材にこだわってセレクションした「THEATER（シアター）moyuk店」、審美歯科医院の「さいわいデンタルクリニック ホワイトエッセンスmoyukSAPPORO院」、ヨーロッパを中心に国内外のシューズ、バッグ、ウェアを集めたセレクトショップ「キャロットmoyuk札幌店」、華やか&上品で可愛いSweet Eleganceスタイルを提案する「31Sons de mode（トランテアンソン ドゥ モード）モユクサッポロ店」など全8店舗。
なお、地下1階には巨大立体サイネージから飛び出す、タヌキときつねの新たな観光スポット「きつねeyeタヌキ（キツネメタヌキ）」が設置され、7月20日から運用が開始される。
