大創産業(本社・東広島市)は、2023年7月にオープンする、札幌市中央区南2条西3丁目の市街地再開発ビル「モユクサッポロ」に、北海道初となる、生活雑貨新業態の「Standard Products by DAISO」を出店する。(写真は、7月にオープンする「モユクサッポロ」)
「Standard Products」は、環境やライフスタイルの変化に伴い、良質で心地良い製品を長く使いたいというニーズに対応、普段の生活で使う日用品を「ちょっと楽しく」という思いで生まれた、大創産業の生活雑貨新ブランド。アイテム価格帯の中心は300円台で、ダイソーが展開する「THREEPPY」など300円ショップとは異なるコンセプトによる展開で、300円ショップの新たな市場拡大を目指すもの。
年齢、性別を問わず、生活に取り入れやすい、ベーシックで洗練されたデザインに特化、新しいスタンダードの在り方を提案する。買いやすさや使うやすさのほか、季節に合わせた素材、色などを取り揃え、環境に配慮した素材を使用するなど、感動価格と感動品質を届ける。
全国1号店は、2021年3月に出店した「渋谷マークシティ店」(東京都渋谷区)で、100円ショップ「ダイソー」も同時出店。以降、出店を続け、現在は全国に約50店舗を展開しているものの、北海道には店舗がなかった。
大創産業は、新規オープンする「モユクサッポロ」の商業施設内に出店するとともに、「イオンモール旭川駅前」(旭川市宮下通7丁目)内にも「Standard Products」を出店する予定。「イオンモール旭川駅前」の店舗は、既存の100円ショップ「ダイソー」との併設店となりそう。
なお、札幌大通商業ゾーンには、100円ショップ「ダイソー」が3店舗あったが、今年5月16日に「札幌ピヴォ店」が商業施設「PIVOT」(南2条西4丁目)の閉館で終了しており、業態は違うものの今度の「Standard Products」出店で3店舗に戻る。