業務用食材の販売と業務用食材の小売店舗「キャロット」を展開する大槻食材(本社・函館市)は、「キャロット北光店」(札幌市東区)の移転新築工事を始めている。移転新店舗は、2023年夏から秋にかけてオープンする見通し。(写真は、「キャロット北光店」の移転新築工事)
大槻食材は、業務用食材、外食用食材、給食用食材などを販売しており、1994年頃から小売店「キャロット」の展開も始めた。「キャロット北光店」は、1998年に東区北26条東8丁目に出店している。オープンから25年を迎えることから、このほど東区北19条東8丁目に移転することになり、新店舗の建設工事に入った。現在の店舗は北光線(東8丁目篠路通)の近傍だが、移転新店舗は北光線に面した立地。
出店場所は、2022年8月28日に閉店した「パーラー太陽美香保店」跡地で、「スーパーエース美香保店」の隣接地に当たる。店舗の発注者は、大槻食材、設計、監理は宮川建設一級建築士事務所(札幌市白石区)、施工は宮川建設(同)。工期は、2023年3月13日から同年8月31日。
「キャロット」は、「札幌本店」(札幌市中央区)、「北光店」、「新さっぽろ店」(同市厚別区)、「真栄店」(同市清田区)、「すすきの店」(同市中央区)、「室蘭店」(室蘭市)、「函館店」(函館市)、「七飯店」(亀田郡七飯町)の8店舗ある。大槻食材の2022年3月期の売上高は、105億6600万円。