旭川市を中心に道北、道東、空知に小型食品ディスカウントスーパー「DZマート」を展開しているダイゼン(本社・上川郡鷹栖町)は、12月16日、「DZマート士別店」(士別市東5条7丁目20-13)をオープンさせた。23店舗目。当日は、吹雪だったが、10時の開店前には約100人が並ぶなど好調な滑り出しを見せた。
(写真は、12月16日にオープンした「DZマート士別店」=ダイゼン提供)
「DZマート士別店」は、道北アークス(本社・旭川市)が展開している「スーパーアークス士別店」(東4条8丁目1-2)の向かい側に出店した。至近の距離に出店することで、買い物客の選択幅を広げ、特定商品に対抗価格を打ち出すことで誘客する。
ダイゼンは、商圏人口1万人の地域で存続できる小型食品スーパー「DZマート」を地方で展開している。名寄市や枝幸郡枝幸町にも出店しており、旭川市とこれら地域を結ぶ動線上にある士別市に出店、物流効率化も図れるようにした。士別店の商圏は、士別市や上川郡剣淵町など約2万人。
「DZマート士別店」は、約1000坪(3305・79㎡)の敷地を賃借、店舗は自前で建設した、平屋建て、延べ床面積約331坪(1096・17㎡)、売り場面積約280坪(924㎡)、駐車場の収容台数は49台。店内専用の買い物かごは使わず、お客がカートの中に商品を入れ、そのままレジで精算する「カートイン・カートアウト」方式を採用している。初年度売上高は、3億円を計画している。