コープさっぽろ(本部・札幌市)は産後の女性の食事作りを支援する目的から、社団法人北海道助産師会、NPO法人のこたべと共同で『産後の女性向け配食サービス』を開始する。産後1ヵ月は外出を控えるのが良いと言われているが共稼ぎ夫婦の増加や核家族化で産後の女性の家事負担が増えている。コープさっぽろは助産師、子どもごはん研究家(栄養士)がレシピを考案し産後のからだに美味しいごはんを完成させた。(写真左は産後の女性に向けた3種類の配食。写真右は会見後に行われた妊婦・産後女性を招いた試食会)
価格は税込み698円で2月1日から予約を受け付け、3月4日から配食サービスを開始する。
ポイントは、産後の女性に特化したメニューで、母乳に必要な栄養素などを考慮、なるべく自然素材にこだわり化学調味料の使用を抑えたこと。
申し込みの単位は1ヵ月ごとで週3~5日(月~金)の利用に限っている。利用希望者は前週の水曜日までに申し込むことが必要。
配達エリアは、白石工場のエリアで清田区を除く札幌市内と小樽市、岩見沢市、石狩市、余市町、三笠市、江別市、南幌町の8市町。旭川、苫小牧、函館、北見は2013年度から順次スタートさせる。
道内の出生数は1ヵ月でおよそ3300人、うち札幌市内は1100人。産後女性の5~10%の利用を見込んでおり月間配食数は道内で160~330食程度になると見込んでいる。
配達時間は午後1時半から同6時の間で時間指定はできない申し込み先は、コープさっぽろ配食サービスコールセンター(0120―279―949)。対象は組合員だが申込者が組合員なら利用者が非組合員でも対応可能。