サッポロビール(本社・東京都渋谷区)は、脱炭素社会の実現を目指した取り組みの一環として、12月1日に北海道工場(恵庭市)に太陽光発電設備を導入した。発電事業者が事業者の敷地内に太陽光発電設備を発電事業者の費用で設置、発電した電気を事業者に供給するPPAモデルを利用した。(写真は、設備設置工事中のサッポロビール北海道工場=サッポロビール提供)

 発電事業者はセントラル石油瓦斯(本社・東京都中央区)。導入設備は、太陽光パネル3030枚、総パネル面積は約7300㎡になり、サッポログループ内では最大規模の設備。12月から本格稼働を行い、年間発電量は1539MWh、CO2排出量は年間約840t削減される見込み。年間発電量、CO2排出削減量はどちらもサッポログループでは最大。

 サッポロビールの工場では、2022年3月より群馬工場尾島事業所(群馬県太田市)にサッポログループとして初めてPPAモデルによる太陽光発電設備を稼働させており、年間約330tのCO2排出量削減に貢献している。北海道工場はサッポログループ内で2例目。


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