アークス(本社・札幌市中央区)は、女性活躍推進の優良企業として最高位の「えるぼし」3つ星を取得した。取得日は11月11日。(写真は、アークス本社)
「えるぼし」は、女性活躍推進法に基づく行動計画の策定、届け出を行った企業のうち、一定の基準を満たした優良な企業と厚生労働大臣が認めた企業に発行される認定マーク。アークスは、認定5項目である「採用」、「継続就業」、「労働時間等の働き方」、「管理職比率」、「多様なキャリアコース」において、全ての基準を満たし、最高位の3つ星を取得した。
同社の女性活躍推進の取り組みは、2015年4月の女性リーダー養成研修を実施したことから始まる(現在は男女混合研修に移行)。2019年8月にダイバーシティ推進プロジェクトを設置、アークスグループ各社間で女性活躍を含めたダイバーシティの取り組みで好事例を共有するとともに、セミナーを通じて教育啓蒙活動も開始した。
2020年6月にはアークスグループで「えるぼし」取得を経営目標に盛り込み、2021年1月には社内向けに「ダイバーシティニュースrashiku(らしく)」を発行、以後年2回の定期発行を続けている。また、2022年3月には北海道大学とのコラボレーションにより、多様な従業員の相互理解を促進する冊子「WORK×LIVE」を刊行、創刊号として子育てと仕事の両立を特集した。
同社では、今後もサステナビリティ推進方針の重点課題として定めるダイバーシティ&インクルージョンの推進に継続して取り組む。なお、道内の「えるぼし」3つ星企業は、北洋銀行や北海道銀行、イオン北海道、アインファーマシーズ、サッポロドラッグストアーなど15社(2022年10月末現在)。