イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、女性活躍推進優良企業として厚生労働大臣認定マークの「えるぼし」を取得した。採用や継続就業、管理職比率など5項目の評価基準を満たし、「えるぼし」最高位の3段階目の認定マークで道内では北洋銀行(本店・札幌市中央区)に次いで2社目。7月1日付けで取得した。(写真は、イオン北海道本社)
「えるぼし」認定マークは、2016年4月に施行された女性活躍推進法に基づき、「採用」、「継続就業」、「労働時間等の働き方」、「管理職比率」、「多様なキャリアコース」という5つの評価項目で優良な取り組みが認められた企業に厚労大臣が認定マークとして交付するもの。
イオン北海道は、14年度からダイバーシティ推進に向けた取り組みを実施。女性管理職の比率は、小売業の認定基準である4・8%の倍近い8・6%と高く、女性の非正社員から正社員の転換や女性労働者のキャリアアップに資する雇用管理区分間の転換など、女性が管理職や現場リーダーとして仕事と家庭の両立ができる雇用環境の実現に努めている。
「えるぼし」認定マーク3段階を取得しているイオングループは、イオン(本社・千葉市美浜区)、イオンリテール(同・同)、イオン九州(同・福岡市博多区)などがある。また、流通関連ではコープこうべ(本部・神戸市東灘区)も3段階マークを取得している。