道コカ・コーラ帯広事業所跡地にダイイチが進出、ホーマックとともに商業施設建設へ

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 北海道コカ・コーラボトリング(本社・札幌市)からホーマック(同・同)に譲渡された河東郡音更町の帯広事業所跡地にホーマックが大型商業施設を建設するが、同一敷地内に帯広に本社を置く食品スーパー、ダイイチが進出する見通しだ。ダイイチは、札幌市内での積極出店を進めているが、地元帯広でも新店建設でシェア固めを急ぐ。(写真は、ホーマックが取得した道コカ・コーラ帯広事業所跡地)
 
 道コカ・コーラ北海道帯広事業所の跡地は、音更町木野大通東12丁目にあり敷地面積は約6ha。2011年にホーマックが約23億円で取得した。
 
 ホーマックは、この土地にホーマック大型店をはじめ3棟の商業施設を建設する計画。昨年9月28日に道に提出された大規模集客施設の立地に関するガイドラインによると、商業施設の小売店床面積は約2万1188㎡。
 
 ホーマック以外の商業施設は未定だったが、このほどダイイチが食品スーパーを出店する見通しであることかわかった。
 
 ダイイチは帯広市とその周辺に10店舗を展開、音更町には連結子会社のオーケー店(木野大通西17丁目)がある。同社は、戦略エリアとして札幌市の展開に重点を置いているが、地元帯広周辺での競争を有利に展開する目的で音更町への新店舗進出を決めた模様。
 
 ホーマックの出店スケジュールによると、今年2月上旬に大店立地法届出、5月上旬建設工事着手、10月上旬開店予定となっている。

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