JAいわみざわ(本所・岩見沢市)は、食品スーパーのAコープ鉄北店(同市)を閉店させた。競合店が増え、採算が悪化していたため。閉店日は、2022年8月31日付。農協系スーパーの閉店が続いている。(写真は、閉店したAコープ鉄北店)

 Aコープ鉄北店は、岩見沢市桜木1条1丁目のJAいわみざわ本所に隣接して、1993年2月に新築オープンした店舗。開店から29年目となる今年に入り、JAいわみざわは4月8日に閉店を告知、8月31日に営業を終了した。閉店の要因は、競合が激しくなって採算が悪化していたため。JAいわみざわがAコープを閉店するのは、2020年4月の北村店(北村栄町35-5)に次いで2店舗目。
 コロナ禍で一昨年は、巣ごもり需要が拡大、食品スーパーも好調だったが、昨年はその需要も落ち着いてきた一方、惣菜や冷凍食品などの需要が拡大。インストアによる惣菜製造や冷凍食品の品揃えで、他の食品スーパーと見劣りする農協系スーパーには、試練が吹いている。

 ホクレン商事(本社・札幌市北区)が地域のJAから引き継いで展開しているエーコープは、今年に入って2月15日にエーコープうらほろ店(十勝郡浦幌町)、3月15日にはエーコープ雨竜店(雨竜郡雨竜町)が閉店した。さらに閉店予定の店舗もあるという。食品スーパーは、簡便・即食ニーズや高まる惣菜需要への対応のほか、センター化による集中生産で人手不足に対応するとともにコスト低減も進めている。単協単位のAコープは、店舗オペレーションの岐路に立っていると言えそうだ。
 

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