業務スーパー北見市2店舗目、三ッ輪商会がFC運営

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 低価格食品スーパーの業務スーパーが、北見市で2店舗目を出店する見通しだ。業務スーパーは、2021年12月中旬に北見三輪店(北見市東三輪2丁目37)をオープンさせており、早くも2店舗体制となる。(写真は、苫小牧市でも2店舗目の建設が進んでいる業務スーパー)

 出店場所は、北見市小泉地区で東武イーストモール端野店の近く。店舗を運営するのは、三ッ輪商会(本社・釧路市)。同社は、建材・石油製品卸などを手掛けているが、事業多角化の一環として神戸物産(同・兵庫県加古川市)とフランチャイズ(FC)契約を締結、昨年8月5日に業務スーパー釧路中央店(釧路市昭和中央4丁目10-14)をオープンさせた。釧路市内では、初の業務スーパーになった。

 今回は、FC2店舗目として北見に進出する。北見市には、昨年12月に業務スーパー北見三輪店がオープンしている。この店舗を運営しているのは、茨城県で業務スーパーを10数店舗展開しているカワサキ(本社・水戸市)。同社は、2020年9月30日に「業務スーパー帯広西店」(帯広市)をオープンさせており、北見市の店舗はFC2店舗目だった。

 業務スーパーは、神戸物産がフランチャイザーとなって全国展開している食品スーパーで、6月末現在で全国972店舗。同社が国内外の協力工場で生産するプライベートブランド(PB)のグロサリー(生鮮以外の食品)商品を中心に、製販一体の低価格で提供している。業務スーパーの品揃えのうち約7割が神戸物産のPBで、FC運営する企業が精肉や青果も独自仕入れで取り扱っている。
 北海道では出店が活発になっており、今年中に苫小牧東店(苫小牧市)、函館田家店(函館市)、大曲柏葉店(北広島市)、屯田店(札幌市北区)のオープンが確実。北見市に2店舗目が出店することで、さらに出店地域が広がりそうだ。

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