ツルハ、発祥の地・旭川市内S&Bで50店舗体制キープ

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 ツルハ(本社・札幌市東区)が、発祥の地旭川で店舗のS&B(スクラップ・アンド・ビルド)を積極的に進めている。現在、旭川市内には50店舗を展開しているが、既存店の移転建て替えを中心に店舗数50をキープする考えだ。(写真は、旭川市緑町20丁目で建設が進んでいるツルハドラッグ)

 大型ショッピングセンター、イオンモール旭川西(旭川市緑町2161-3)の近くで、ツルハドラッグの建設が進んでいる。嵐山通線と近文停車場線の三叉路、北東角に位置し、以前は民家とつぼ八旭川緑町店、カラオケのまねきねこ旭川緑町店があったところ。昨年11月から建設が始まり、建物はほぼ完成、ポールサインも建てられており、最終的な外構工事を待つばかりの段階に入っている。建物の建築主は、有限会社イーエムワイ(旭川市)、設計、監理は一級建築士事務所大和ハウス工業北海道支社(札幌市東区)、施工は大和ハウス工業北海道支社。ツルハは、イーエムワイから建物を賃借して営業する見通し。

 この建設現場から旭川中心部方面に約200m離れた場所には現在、「ツルハドラッグ緑町店」(緑町18丁目3034-1)が営業している。新店舗は、同店の移転S&Bとなりそう。ツルハは、近隣の近文店(北門町14丁目2144-129)を今年5月15日に閉店している。ツルハは、2020年12月24日オープンした旭川4条西店(4条通1丁目2241-6)で市内50店舗体制を構築した。その後、新設で50店舗を超えた時期もあったが、現在は50店舗になっている。今度の新店舗も既存店のS&Bとみられ、50店舗体制をキープする。

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