ツルハホールディングス(本社・札幌市東区)傘下、ツルハ(同・同)のツルハドラッグ北見大通店(北見市)が竣工、オープン待機中だ。予定では、2022年9月29日(木)となっているが、8月中のオープンになりそう。ツルハは北見市内の狭小商圏に複数出店しており、ドミナント戦略を徹底する。(写真は、竣工したツルハドラッグ北見大通店)
ツルハドラッグ北見大通店は、北見市西富町1丁目113-1ほかで竣工した。国道39号線(北見大通)沿いにあったTSUTAYA北見店(2021年2月14日閉店)跡地に新設した店舗。店舗設置者は、総合リース業のNTT・TCリース(本社・東京都港区)。同社は、NTT(同・同都千代田区)と東京センチュリー(同・同)の資本業務提携によって、2020年2月、NTTファイナンス(同・東京都港区)の国内外リース・ファイナンス事業を分社化して誕生した。ツルハは、NTT・TCリースが建設した建物を賃借して営業する。店舗面積は約377坪(1247㎡)、駐車場の収容台数は43台。
国道39号線沿いには、ツルハドラッグ北見メッセ店(中央三輪5丁目423-5)、ツルハドラッグ中央三輪店(中央三輪2丁目401-2)の2店舗が約1㎞の圏内にある。ツルハホールディングス傘下のドラッグストア既存店全体の売上高は、6月度(5月16日から6月15日)で前年同月より3・5%減少した。新規出店は、既存店の収益に影響するため、北見大通店のオープンに伴い既存店閉店の可能性もある。ツルハドラッグの店舗数は現在、北見市内14店舗。