アインホールディングス(HD、本社・札幌市白石区)の事業子会社、アインファーマシーズ(同・同)は、美容と健康をテーマにしたドラッグストア「アインズ&トルペ」の「ポールタウン2店」(札幌市中央区南3条西3丁目、札幌地下街ポールタウン内)を8月16日(火)に閉店させる。これにより、札幌市内の「アインズ&トルペ」(「アインズ」3店舗含む)は16店舗になる。(写真は、8月16日で閉店する「アインズ&トルペ ポールタウン2店」)
「アインズ&トルペ ポールタウン2店」は、2019年9月5日に「ポールタウン店」(南2条西4丁目、札幌地下街ポールタウン内)に近いサブ店舗的な位置付けでオープンした。出店場所は、2019年7月15日に閉店した「ツルハドラッグポールタウン店」跡。同店は2014年10月1日にオープンしており5年弱での閉店となったが、今回の「アインズ&トルペ」はそれよりも短い3年弱で閉店、短命店舗が続くことになる。
「アインズ&トルペ」の店舗数は、直近で全国79店舗。地域別に見ると、北海道17店舗、東北2店舗、関東41店舗、中部2店舗、近畿8店舗、中国四国2店舗、九州沖縄7店舗。2022年4月期には新規12店舗を新規出店したが、いずれも道外だった。2023年4月期には新規10店舗の出店を予定しているが、いずれも道外となりそう。道内の新規出店は、2023年秋に開業するラフィラ跡の複合商業施設(仮称・札幌すすきの駅前複合開発)内の店舗まで途切れそう。道外での新規出店が進めば、「アインズ&トルペ」の道内比率は20%を切り、本州重視が鮮明になる。