札幌市内でコンビニエンスストア出店が、活発になってきた。「セイコーマート」が9月から10月に2店舗、「ローソン」が7月に2店舗、8月にも1店舗を出店、「セブンーイレブン」は、7月下旬に1店舗の店舗リニューアルを予定している。(写真は、8月2日オープン予定の「ローソン苗穂駅南口店」出店場所)
「セイコーマート」は、9月上旬に南区石山2条6丁目14-17に「石山店」を出店する。国道230号線沿いで、旧「赤沼外科医院」跡地で建設工事が進んでいる。建築主は、中道リース(本社・札幌市中央区)で、セイコーマートが建物を賃借する。近くには既存の「セイコーマート石山南店」(石山2条8丁目2-1)があるため、同店の移転新築と位置付けられる。
10月上旬には、南区真駒内南町2丁目7-10に「真駒内南店」を出店する。信金中央金庫(本店・東京都中央区)真駒内寮があった場所で、セイコーマートはこの土地建物を取得、建物を解体して新店舗を建設中。店舗は自社物件。近くには、「セイコーマートふじや店」(真駒内南町4丁目4-1)があり、同店の移転新築となりそう。
「ローソン」は、7月1日に店舗外装や内装仕上げ材に北海道産木材を使用した、「札幌新発寒1条店」(手稲区新発寒1条1丁目1-1122-28)を出店した。道産木材を利用した建築物を道が登録する「HOKKAIDO WOOD BUILDING」に、コンビニエンスストアとして初めて登録された。道内のコンビニとしては初の木造店舗。また同日に「マルハン苗穂店」(中央区北1条東14丁目1-10)の駐車場敷地内に、「札幌北1条東十四丁目店」も同時にオープンさせた。「マルハン」は、駐車場敷地を活用した店舗建設に積極的。昨年12月には「マルハン美しが丘」(清田区)の駐車場敷地内に「セイコーマート美しが丘店」が出店しており、今回はこうした敷地内コンビニの2例目。
8月2日(火)には、「苗穂駅南口店」(中央区北3条東11丁目121)を出店する。札幌市の北3東11地区市街地再開発事業として進められている、JR苗穂駅南口に建設された商業・医療棟の1階に出店する。
(写真は、7月28日にリニューアルオープンする「セブンーイレブン札幌前田8条店」)
「セブンーイレブン」は、今年に入ってから新規出店をしていないが、既存店舗のリニューアルを積極化している。現在、改装しているのが、「札幌前田8条店」(手稲区前田8条12丁目5-12)。7月28日(木)に、最新のセブンーイレブンフォーマットの店舗に生まれ変わる。