札幌大学構内で進む「サツドラ」建設

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 札幌市豊平区西岡3条7丁目にある札幌大学構内で、「サツドラ西岡札大前店」の建設が始まっている。正門前に近い水源地通沿いで学生教職員、一般の利用も見込む。2022年11月下旬のオープンが予定されている。(写真は、「サツドラ西岡札大前店」の建設地。正面が札幌大学図書館や6号館)
(写真は、盛土工事を終えた建設地)

 建設場所は、札大構内にあったテニスコートを含む敷地一帯約0・61ha。水源地通よりも低い土地だったため同通と同じ高さに盛土(もりど)をする工事を既に終えている。これらの工事は、土地形状の変更を伴うため、札幌大学は札幌市より開発許可を受け、NIPPO(本社・東京都中央区)の北海道支店(札幌市豊平区)が盛土工事を行った。
 現在は、基礎工事がほぼ終了した段階で、今後は鉄骨の組み立て作業が行われて骨組みが見えてくるようになる。建物を建設するのは、サッポロドラッグストアー(本社・札幌市東区)、設計、監理はヤブシタ総合設計(札幌市中央区)、施工は石塚建設興業(本社・稚内市)。工期は2022年5月10日から10月30日までとなっている。

「サツドラ西岡札大前店」は、建築面積約566坪(1869㎡)、延べ床面積約565坪(1866㎡)の平屋建て。店舗面積は約453坪(1498㎡)。駐車場の収容台数は46台。建物内には惣菜や精肉のバックヤードを設け、店舗内に青果を含む「サツドラICHIBA」を展開する見通しで、休憩スぺースも確保する。
 サッポロドラッグストアーの富山浩樹社長(サツドラホールディングス社長兼CEO)は札幌大学卒業生ということもあってサツドラHDは、2021年9月に包括連携協定を締結している。構内敷地を利用したドラッグストア出店は、学生の健康相談、健康増進に関わる協働事業の一つと位置付けられている。

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