旭川市内で2022年夏から秋にかけて、流通新店舗のオープンが相次ぐ。現在、4店舗の建設が進んでおり、旭川の流通業界はちょっとした建設ラッシュの様相。流通新店舗のオープンは、地域の活気に繋がる。ウィズコロナ、アフターコロナの地域経済を占う新店舗になりそう。(写真は、店舗の骨格が出来上がった7月中旬オープン予定の「DZマート豊岡6条店」)

 低価格小型スーパー「DZマート」を展開するダイゼン(本社・上川郡鷹栖町)は、7月中旬オープンを目指して道々環状線沿いの豊岡6-7に「(仮称)DZマート豊岡6条店」を建設中。敷地面積は約1035坪(3415㎡)、平屋建て、延べ床面積約332坪(1095㎡)。駐車台数は50台。隣接する北海丸油(本社・旭川市)が所有の土地を賃借した。ダイゼンは現在、旭川市内や道北・道東などに21店舗を展開しており、「豊岡6条店」は旭川市内10店舗目、トータルでは22店舗目になる。設計、監理はアラシキ建築設計(札幌市中央区)、施工はタカハタ建設(本社・旭川市)。
 柴田貢社長は、「『豊岡6条店』は『東光8条店』に次ぐ大きさの店舗面積で、1000㎡を少し切る程度になる予定。環状線に面し、豊岡と東光の住宅地を控えていることから、売り上げは年間4億円を見込み、『DZマート』の売り上げ1番店にする」と意気込む。

(写真は、「ザ・ビッグ永山店」の建設地)

 イオン北海道(本社・札幌市白石区)は、10月下旬オープンを目指し、永山5-19に低価格食品スーパー「(仮称)ザ・ビッグ永山店」を建設している。国道39号線から西神楽に向かう道々鷹栖西神楽線沿いに立地、上川総合振興局が入る上川合同庁舎に隣接する。道の宿泊施設があった旧道有地で、敷地面積は約5455坪(1万8000㎡)。旭川市内の「ザ・ビッグ」は、「宮前通店」、「緑が丘店」、「アモール店」に次ぐ4店目。永山地区には、「コープさっぽろシーナ店」、「ベストプライス永山中央店」があり、競合店となりそう。
 大規模小売店舗立地法に基づく、道への届け出によると、建物は平屋建て、延べ床面積は約1462坪(4826㎡)、店舗面積は約1066坪(3521㎡)。このうち「ザ・ビッグ」は約596坪(1967㎡)、他にドラッグストアと物販店、飲食店がそれぞれ1店舗出店する計画。駐車台数は172台。駐輪台数は70台。設計、監理はアラシキ建築設計(札幌市中央区)、施工は岸田組(本社・旭川市)。

(写真は、「ケーズデンキ旭川春光店」の建設地)

 デンコードー(本社・宮城県名取市)は、11月初旬のオープンを目指して、春光1-7に「ケーズデンキ旭川春光店」を建設中だ。国道40号線と花咲通線の交差点(花咲町6)にある旭川日産自動車の裏側に位置する。市内では「旭川大雪通店」に次ぐ2店舗目。大規模小売店舗立地法に基づく道への届け出によると、建物は2階建て、延べ床面積は約2168坪(8863㎡)、店舗面積は約1093坪(3607㎡)、駐車台数は150台、駐輪台数は27台。概ね半径3㎞を商圏と設定している。近くの競合店には、「ヤマダアウトレット旭川店」(旧「ベスト電器旭川本店」)がある。

(写真は、旭川市内52店舗目となる「ツルハドラッグ」建設予定地)

 ツルハ(本社・札幌市東区)は、嵐山へと向かう嵐山通線沿いの緑町20に、市内で52店舗目となる「ツルハドラッグ」店舗の建設に着手している。近くには「緑町店」がある。同社の店舗開発部によると「計画はあるが、規模やオープン時期などは明らかにする段階にない。近くに『ツルハドラッグ』の店舗があっても、旭川は例外」と話す。建築主は有限会社イーエムワイ(旭川市)、設計、監理は一級建築士事務所大和ハウス工業北海道支社(札幌市東区)、施工は大和ハウス工業北海道支社。建設地から徒歩5分ほどのところに「イオンモール旭川西」がある。
 建設中の新店舗がオープンするのは、今年の夏から秋にかけて。ロシアのウクライナ侵攻による原油高、物価高に加えてウィズコロナ、アフターコロナの趨勢が見通せない中で、地域経済の先行きを占う新店舗になりそうだ。


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